50代・60代と年齢を重ねるほど薄くなっていく髪、これを当然のこと、仕方のないことと諦めるか、抜け毛を予防して育毛するかが、モテるかどうかの分岐点になります。
当然ですが、ハゲでは女にモテません。薄毛マニアは、ほぼいません。
やはり女性の男性に対する印象は、髪の毛がある＝若々しいというものです。
髪が薄いと、女性から「おじさま」ではなく「おじいさん」という印象を持たれてしまいます。
すぐにでも育毛に勤しめば、「渋いおじさま」として50代・60代の同世代に大きく差をつけることができます。
50代・60代の抜け毛・薄毛の原因
髪の栄養不足
抜け毛、薄毛の原因の多くは結局のところ、髪の栄養不足が原因です。
栄養不足は、単純に「必要な栄養を摂取していない」場合と、「栄養は摂取していてもうまく栄養が運ばれない」場合 があります。
頭皮環境が悪い
汗をかいたままにしていたり、脂っこいものの食べ過ぎによる皮脂の増加等によって頭皮の状態が悪くなり育毛が妨げられ薄毛の原因になります。
また、頭皮の血行が悪く、栄養が上手く運ばれないことでも、育毛が妨げられます。
運動不足
運動不足だと血行が悪くなります。
それは頭皮の血行不良にも繋がります。血行が悪いということは、髪に十分な栄養が行き渡らないという事になります。
その結果、抜け毛・薄毛・育毛の阻害の原因になります。
睡眠時間が短い
髪は夜、睡眠中に育ちます。
それは夜寝ている間に髪を育てる成長ホルモンが分泌されるからで、睡眠時間が短すぎて成長ホルモンの分泌が減少すると髪の毛も育ちにくくなります。
AGA男性型脱毛症
若い男性の薄毛に多く見られる脱毛症で男性ホルモンが大きく関係していると言われています。
喫煙
タバコに含まれるニコチンには毛細血管の収縮作用があるので血行が悪くなります。
喫煙の結果、必要な栄養素が十分に送られなくなり、抜け毛→薄毛につながります。
ストレス
ストレスによる自律神経の乱れも、抜け毛、薄毛の原因になります。
50代・60代 どうすれば髪が生える？
食生活の改善で髪の栄養不足を解消する
50代・60代が、摂るべき特に髪にいい栄養・食品
タンパク質
髪を構成する成分の殆どは、タンパク質です。という事で、タンパク質の摂取が特に重要になります。
亜鉛
ミネラルは髪の成長に必要ですが、その中でも特に亜鉛が重要です。
亜鉛はタンパク質を髪の毛へ変える為に 必要な栄養素です。タンパク質を十分に摂っていても亜鉛が不足してしまうと、育毛がうまくいきません 。
また、亜鉛には5αリダクターゼという抜け毛の原因になるという成分を抑制する効果もあり、抜け毛防止、 育毛の両方に重要なミネラルとなっています。
つまり、亜鉛が不足すると、
・抜け毛が増加する
・髪の毛が細くなる
・新たに髪が生えにくくなる
ということになります。
これらの症状が出ている50代・60代の人は、亜鉛不足を疑ってみる必要があります。
亜鉛は、男性ホルモンの分泌に必要なミネラルで、不足してしまうとED（インポテンツ）や前立腺のトラブルに繋がりますので50代・60代の男性にとってはその点でも非常に重要なミネラルです。
亜鉛は重要なミネラルですが、現代の食生活の傾向ではどうしても不足しがちになっていますので、意識して 摂取する必要があります。
ビタミン類
代謝の促進、頭皮の健康の維持、血行の促進、ストレスを抑える等の働きをします。
髪に良い食品は？
タンパク質、亜鉛を含む「卵」
亜鉛を含む「牡蠣」
ミネラル・ビタミンを多く含む「緑黄色野菜」
さんま・サバ・カツオ・イワシなどの「青魚」
これらが特に髪に良い食材です。いかにも体に良さそうな食材ですね。つまり体にいいものを 食べることが、脱毛予防・育毛促進に良い食生活ということです。
サプリメントで補う場合、髪に良い成分のサプリメントだけを摂るよりもマルチミネラル、マルチビタミンのサプリでバランス良く摂ったほうがいいようです。
抜け毛を予防するシャンプーの仕方
- 頭皮を軽く揉むようにして洗ってください。これぐらいで十分に汚れは落ちます。
- 爪で掻きむしるように洗うと、頭皮に悪影響なので注意が必要です。
- シャンプーはしっかりと洗い流すようにしてください。シャンプーが頭皮に残っていると、育毛に悪影響を与える場合があります。
- シャンプーは1日1回、夜入浴時にすれば十分です。シャンプーをしすぎると頭皮の必要な皮脂まで取れてしまいます。
- シャンプーが合わないと抜け毛予防ができません。正しい洗い方をしているのに薄毛が進行するようならシャンプーを変える必要があります。
軽い運動で血行促進
頭皮への血行の促進のためにはできるだけ全身の血行を促進する必要があります。
そのためにはウォーキングなどの軽い運動を習慣にするといいでしょう。
運動でタンパク質などの栄養素が消費されるので十分な栄養補給も心がけてください。
禁煙する
禁煙するのはなかなか難しいものです。
いきなりたばこをやめるのが難しい場合は、ニコチンの入っていない電子タバコへの移行もアリです。
質の良い睡眠をとる
髪を育てる成長ホルモンは午後10時から午前2時までの4時間に最も分泌されます。
あまり睡眠時間を取れない場合は、なるべくこの4時間を睡眠に当てることができれば効果的です。（午後10時に寝るのは難しいとは思いますが）
ストレス解消
難しいかもしれませんが、自分なりのストレス解消法を持つことです。ストレスが溜まりすぎないように意識してこまめにストレス解消をしましょう。
医師の診察を受ける
AGAは専門医師の診察を受けての治療により、内服薬・外用薬・食生活・生活習慣の指導によって「治療できる脱毛症」とのことです。
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