加齢臭の原因
加齢臭の原因は、汗などの普通の体臭とは異なります。
汗などの体臭は汗が皮膚雑菌の栄養になり、雑菌の繁殖によって起こります。
それに対して加齢臭の場合は、脂肪酸が過酸化脂質と結びつき、酸化する事によって発生する「ノネナール」という物質が原因となり起こります。
つまり、加齢臭は、ノネナールの元である脂肪を溜め込むことが大きな要因です。
脂質の多い食生活(肉類中心等)で野菜をあまり食べないと、体の中に脂肪分が蓄積されやすくなります。
これは、野菜に含まれるミネラル分等の摂取が少ないと、脂肪が燃焼しにくくなってしまうからです。
加えて、50代・60代と年齢を重ねるにつれて運動量が減少、それに伴い脂肪分も燃焼しにくくなります。
ノネナールの元になる過酸化脂質は、体内で発生した活性酸素で脂質が酸化されることにより発生します。
活性酸素の発生はストレスが大きな原因になっています。
更に、脂肪の酸化反応は加齢と共に起こりやすくなっていきます。
加齢臭が出始める年齢は大体、40代ごろからなので50代・60代での加齢臭の発生は、仕方がない、避けられない事と言えます。
体質としては、脂性肌の人が特に加齢臭を発しやすい体質のようです。
脂性肌で肌が脂ぎったテカテカな50代・60代の人の体臭がきつそうというイメージは、まったくイメージ通りであると言えます。
加齢臭を香水などの芳香剤で誤魔化そうとするのはやめたほうが懸命です。
香水で加齢臭が消えるわけでもなく、加齢臭と香水の匂いが混ざって、余計にひどい臭いになり、より嫌がられること必至です。今50代・60代の方も若い頃に上司のオジサンの整髪料と加齢臭が混ざった臭いにオエッとなった経験が1度や2度でなくあるはずです。それでは女性にモテません。
50代・60代の加齢臭撃退法
食生活の改善
加齢臭を撃退するには脂質の多い肉中心の食生活から野菜多めの食生活に変えるのが一番有効です。
脂肪分のとりすぎは、EDや命に関わる血管の病気につながります。特に、50代60代の中高年の方には深刻な話です。とは言っても、肉中心の食生活を続けてきた人がいきなり野菜中心の食生活に変更するのはなかなか難しいと思います。
そこでオススメなのが青汁です。青汁は脂肪の燃焼を促すビタミン、ミネラル、余分な脂肪を吸着して体外に排出してくれる食物繊維の他、カルシウムも摂取することができますので手軽にバランス良く必要な栄養が摂取できます。
加齢臭の原因、ノネナールをしっかりと洗い流す
入浴の際にしっかりと体を洗い、加齢臭の原因であるノネナールを洗い流すことが重要です。
しかし、50代・60代にもなるとちゃんと毎日体を洗っているのに加齢臭が気になるようになります。その場合は体を洗うボディソープや石鹸を変える必要があります。
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ストレスを溜めすぎない
ストレスも加齢臭の原因になるのでストレスを溜めないでこまめに発散するようにしましょう。
手軽なストレス発散法としては腹式呼吸がオススメです。ゆっくりとした呼吸に集中することで心が落ち着き、ストレスが和らぎます。
食生活の改善、原因物質をしっかり洗い流す、ストレスの発散、加齢臭の改善に有効なこれらのことを生活に取り入れていきましょう。
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